Fitbitの機能「血中酸素ウェルネス(SPO2)」を、Fitbit歴3年の著者が解説します。
血中酸素ウェルネスとは?設定方法は?の疑問を解決します。
本記事で紹介する内容 :
・血中酸素ウェルネスとは?
・血中酸素ウェルネスの数字が悪い時の原因
・血中酸素ウェルネスを表示させる方法
血中酸素ウェルネス(SPO2)機能が使えるおすすめモデル
血中酸素ウェルネス(SPO2)とは?
血中酸素ウェルネスとはFitbitの機能の名前で血中酸素飽和度を計測する機能です。
血中酸素飽和度とは「血液中に含まれる酸素の割合」のことです。
血中酸素飽和度は専門用語ではSpO2と呼ばれています。値は%で表ます。
血液中の酸素の濃度が満タンだと100%、正常値で99~96%と言われています。
体調不良などになると数値が低下することがあり、医療機関では入院中の患者の体調管理や、手術中の容体の変化を監視するためにも使われている体調を評価する上で非常に重要な数値なのです。
医療現場だけでなく、アスリートを支えるトレーナーも、アスリートの体調管理のために血中酸素飽和度を日々チェックしている人が多くいます。
医療やスポーツの現場では「パルスオキシメーター」という専門機器を使います。
参考元
https://www.konicaminolta.com/jp-ja/runpro/running/sports_safety/006.html
血中酸素ウェルネス値が悪いのはどんな時?
一般財団法人 日本呼吸器学会は「一般的に96%〜99%が標準時の値で、90%以下の場合は十分な酸素を全身の臓器に送れなくなった状態(呼吸不全)になっている可能性がある」と発表しています。
つまり、血中酸素ウェルネス値が低いときは注意が必要です。
実際に、Fitbitが示す血中酸素値が低く出る場合がありますが、焦ってはいけません。
Fitbitによると、以下によって血中酸素ウェルネス値が低くなる場合があるとのことです。血中酸素ウェルネス値が低くて悩んでいる方は以下の状況になっていないか、確認してみましょう。
- 睡眠中の腕の位置と動き
- Fitbitデバイスの位置とフィット感
- 皮膚表面への血流の制限
- 解剖学的な身体構造の違い
- 高地で酸素が薄い
なお、Fitbitの血中酸素ウェルネス値は医療目的ではありません。血中酸素ウェルネス値をそのまま真に受けないようにとFitbit公式サイトでも言及されています。
健康に不安がある場合は、医療機関にご相談ください。
血中酸素ウェルネスの設定方法
Fitbitで血中酸素ウェルネス機能を利用するためには、専用の文字盤をダウンロードする必要があります。
文字盤のダウンロードは、スマホのFitbitアプリから行います。
まずは、スマホのFitbitアプリを起動します。「ダッシュボード」を開いた状態で下にスライドします。スライドすると「健康メトリックス」が現れますのでこれをタップします。
次に、健康メトリックスを開いた状態で、下にスライドします。すると「血中酸素ウェルネス」が現れます。説明文の下の「文字盤をダウンロード」をタップします。
すると、下の画像のように文字盤が現れます。文字盤をタップします。
移動先の画面で文字盤をダウンロードしましょう。ダウンロードが完了すると、Fitbitで血中酸素ウェルネスの計測が可能になります。
なお、ダウンロードした直後は血中酸素ウェルネスは表示されません。睡眠中に計測されるので、一晩経つと血中酸素飽和度が表示されます。
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まとめ
- 血中酸素飽和度とは、血液中の酸素の量
- 血中酸素飽和度が低いと、体調不良の可能性がある
- Fitbitスマホアプリから文字盤をダウンロードできる
本記事では、Fitbitのオススメアプリ、サブスクサービスのFitbit Premiumなど、Fitbitに関する情報を紹介しています。
参考元
https://help.fitbit.com/manuals/manual_spo2_ja.pdf
血中酸素ウェルネス機能が使えるおすすめモデル