FitbitのスマートウォッチInspireシリーズの新作Inspire 3が発表されました。旧モデルとなるInspire 2とどう変わったのでしょうか？その違いを比較してみました。
Inspire 3はの特徴はこれだ
- カラーラインナップは3種類
- 血中酸素ウェルネスの測定ができるようになった
- 高／低心拍数の通知が利用できるようになった
- 電話を探すがTile無しで使えるようになった
- カラータッチスクリーン採用になった
- バッテリー寿命はInspire 2から変わらず10日間(Fitbitで最長)
Fitbit Inspireシリーズが気になる↓
Fitbit Inspire 3とは？
Fitbit Inspire 3は、FitbitのスマートウォッチであるInspireの最新モデルで、Fitbit公式Webサイトでは「自分の好きなことを、最高の気分で楽しむ。Fitbit Inspire 3は身に着けるだけで、そんな毎日をサポートしてくれる健康管理トラッカーです。」と評されています。
本記事では、Fitbit Inspire 3とInspire 2の新旧モデルの機能や性能を徹底比較します。
フィットネス機能
| Fitbit Inspire 3 | Fitbit Inspire 2 | |
| 心拍数の測定 | ◯ | ◯ |
| アクティブな心拍ゾーン | ◯ | ◯ |
| GPS搭載 | × | × |
| GPS接続 | ◯ | ◯ |
| 心肺機能のフィットネスレベル | ◯ | ◯ |
| 今日のエナジースコア | ◯ | ◯ |
| エクササイズの自動記録 | ◯ | ◯ |
| エクササイズモード | ◯ | ◯ |
| 水泳にも対応 | ◯ | ◯ |
| スマートフォンでワークアウト | ◯ | ◯ |
| 歩数、距離、カロリー | ◯ | ◯ |
| 上った階数 | × | × |
| ゲーム & チャレンジ | ◯ | ◯ |
Fitbitは、フィットネスや健康管理機能に強みのあるスマートウォッチメーカーとして有名です。
そんなFitbitのモデルであるためInspire 3もInspire 2もフィットネス機能は充実しています。
１つ注意すべきは、InspireはFitbitシリーズの中では比較的安価なモデルなので、デバイス内にGPSを搭載していません。そのため、ジョギングなどで距離を正確に計測したいなら、InspireだけでなくBluetoothで接続したスマホも一緒に持ち歩くことが必要です。
スマホを持ちながらのジョギングは嫌だという人にはFitbit Charge 5がおすすめです。Change 5ならGPSを内臓していますので、デバイス1つでいつでもジョギングができます。
Fitbit Charge 5が気になる↓
健康管理機能
| Fitbit Inspire 3 | Fitbit Inspire 2 | |
| 血中酸素ウェルネスの測定 | ◯ | × |
| 血糖値測定（アプリ内のみ） | ◯ | ◯ |
| 安静時の心拍数 | ◯ | ◯ |
| 高／低心拍数の通知 | ◯ | × |
| 心拍変動 | ◯ | ◯ |
| 推定睡眠時皮膚温センサー | × | × |
| 推定睡眠時皮膚温の変動 | ◯ | ◯ |
| 呼吸数 | ◯ | ◯ |
| ウェルネスレポート | ◯ | ◯ |
| 月経に関する記録 | ◯ | ◯ |
Fitbitは、フィットネスや健康管理機能に強みのあるスマートウォッチメーカーとして有名です。
そんなFitbitの最新スマートウォッチであるため、Inspire 3はInspire 2から健康管理機能がパワーアップしています。具体的には「血中酸素ウェルネスの測定」「高／低心拍数の通知」が追加されました。
「血中酸素ウェルネスの測定」とは、血中酸素濃度を記録することで、体内の血中酸素の分布状況を把握でき、体調の変化を知る手がかりが得られる機能です。
「高／低心拍数の通知」とは、安静時の心拍数が通常範囲を外れた場合に、Fitbitアプリに通知が届く機能です。
Inspire 2もInspire 3もおなじですが、唯一「推定睡眠時皮膚温センサー」が使用できません。この機能は、Fitbitデバイス内蔵のセンサーが睡眠時皮膚温の変動を推定し、健康状態の変化を知る手がかりが得られる機能です。
「推定睡眠時皮膚温センサー」が気になる方はFitbit Senseシリーズがおすすめです。
Fitbit Senseが気になる↓
睡眠機能
| Fitbit Inspire 3 | Fitbit Inspire 2 | |
| 睡眠プロフィール | ◯ | ◯ |
| 睡眠の記録＆睡眠ステージ | ◯ | ◯ |
| 睡眠スコア | ◯ | ◯ |
| スマートアラーム | ◯ | ◯ |
Fitbit Inspire 3およびInspire 2は睡眠に関する機能も充実しています。
とくに睡眠プロフィールはFitbit独自のサービス（他社のスマートウォッチには無い）です。あなたの睡眠の特徴を分析しそのパターンを動物に例えて睡眠の傾向を理解できる機能です。
睡眠プロフィールをもっと知りたい
ストレス機能
| Fitbit Inspire 3 | Fitbit Inspire 2 | |
| 一日を通じた身体反応の計測と通知 | × | × |
| ストレスマネジメントに役立つ皮膚電気活動スキャンアプリ | × | × |
| ストレスマネジメントスコア | ◯ | ◯ |
| リラックス呼吸セッション | ◯ | ◯ |
| 気分を記録 | ◯ | ◯ |
ストレス社会と言われる現代を生きる現代人にとって、自分のストレスが見える化されるのはとっても便利です。
Fitbit Inspireシリーズは「ストレスマネジメントスコア」「リラックス呼吸数セッション」「気分を記録」が利用できます。
一方で「一日を通じた身体反応の計測と通知」「ストレスマネジメントに役立つ皮膚電気活動スキャンアプリ」は使えません。これら機能も利用したい人は最高級モデルのSenseシリーズがおすすめです。
Inspireシリーズで使えるストレス機能
- ストレスマネジメントスコア：自分の体が日々、ストレスにどのように対処しているかを把握できます。Premiumでは、スコアの詳細な内訳を確認できます。
- リラックス呼吸数セッション：手首のスマートウォッチに表示されるガイドに従うだけで、簡単に呼吸セッションを実施できます。
- 気分を記録：気分を記録することで、感情的なストレスと上手に付き合えるようになります。
Senseシリーズで”のみ”使えるストレス機能
- 一日を通じた身体反応の計測と通知：cEDA（継続的皮膚電気活動）センサーが、体がストレスを感じている兆候を検知。自分の感情を振り返り、適切に対処して、充実した毎日を過ごせるようサポートします。
- ストレスマネジメントに役立つ皮膚電気活動スキャンアプリ：手首のFitbitデバイスで、皮膚電気活動（EDA）を計測しながらのマインドフルネスセッションを実施可能。リラックスでき、ストレスに関するフィードバックも即座に受け取れます。
スマート機能、デザイン、その他
| Fitbit Inspire 3 | Fitbit Inspire 2 | |
| スマートウォッチでのBluetooth®通話 | × | × |
| 着信、テキストメッセージの受信、アプリの通知を表示 | × | × |
| Alexa搭載 | × | × |
| Googleマップ | × | × |
| Google アシスタント | × | × |
| Fitbit Pay | × | × |
| 電話を探す | ◯ | Tileで探す |
| 常時表示モード | ◯ | × |
| サイレントモード & おやすみモード | ◯ | ◯ |
| 急速充電 | × | × |
| バッテリー駆動時間（日数） | 10日 | 10日 |
| カラータッチスクリーン | ◯ | × |
| さまざまな文字盤 & アクセサリー | ◯ | ◯ |
| iOSおよびAndroidデバイスに対応 | ◯ | ◯ |
| Fitbit Premiumのメンバーシップ | 6か月 | 1年 |
Inspire 3はFitbitシリーズの中では安価なモデルのため、スマート機能は控えめです。そうはいいつつ、Inspire 3は新たに以下の機能が追加されています。
Inspire 3で追加された機能
- 電話を探す_誰かに電話をかけてもらうことなく、Inspire 3を使って自分のスマートフォンを探せる機能です。Inspire 2は落としもの防止タグのTileと連携が必要でしたが、Inspire 3ではTileなしでスマホを探すことができます。
- 常時表示モード_画面を常時表示します（より頻繁な充電が必要となる場合があります）。
- カラータッチスクリーン_明るいカラーディスプレイが、一日中見やすくデータを表示します。
Fitbit Inspire 3のカラーラインナップは3種類です。
- ミッドナイトゼン／ブラック
- ライラックブリス／ブラック
- モーニンググロウ／ブラック
Fitbit Inspire 3のバッテリー寿命は、Inspire2と変わらず最大10日です。
まとめ
FitbitのスマートウォッチInspireシリーズの新作Inspire 3が発表されました。旧モデルとなるInspire 2とどう変わったのでしょうか？その違いを比較してみました。
Inspire 3はの特徴はこれだ
- カラーラインナップは3種類
- 血中酸素ウェルネスの測定ができるようになった
- 高／低心拍数の通知が利用できるようになった
- 電話を探すがTile無しで使えるようになった
- カラータッチスクリーン採用になった
- バッテリー寿命はInspire2から変わらず10日間(Fitbitで最長)
Fitbit Inspireシリーズが気になる↓
本記事ではFitbitについて解説しています。
