Xiaomiから新たに発売されたRedmi Watch 3 Activeですが、どう変わったのか?Redmi Watch 3と比較してみました。
本ブログでは、スマートウォッチの分析・解説を行っています。
ハード性能を比較
まとめ
- 価格はRedmi Watch 3 Activeが圧倒的に安いが、一部機能が無い。
- Redmi Watch 3 Activeは画面が大きいが、輝度が低い。
- センサー類は、Redmi Watch 3が圧倒的に豊富。
Activeは求めやすい価格
価格について、Redmi Watch 3は\16,000が標準価格なのに対して、Redmi Watch 3 Activeは\5,490が標準価格となっており、従来品に比べてかなり求めやすい値段になっています。この値段ならスマートウォッチを初めて使う人にも嬉しいですね。
この値段の違いは、機能の違いによるものです。Redmi Watch 3 Activeは、Redmi Watch 3の廉価版モデルのような位置づけで、Redmi Watch 3が備えていた機能の一部が削除されています。その代わりに値段が抑えられているというわけです。本記事で、その違いを紹介するので、見ていきましょう。
カラー・サイズ・重さを比較すると?
カラーラインナップについて、これはどちらも黒ベースと白ベースの2種類がラインナップされています。どちらも本体の縁の金属部分が黒っぽいか白っぽいか、の違いがあります。好みに合わせて選びましょう。なお、バンド部は標準のもの以外にもサードパーティによる様々な色や素材の適合品がAmazonなどで数多く販売されています。それらと組み合わせれば印象を大きく変えることができます。
サイズ・ディスプレイについて、比較した表を示します。表のとおりRedmi Watch 3のほうがわずかに軽いですが画面サイズは小さくなっています。一方のRedmi Watch 3 Activeは少し重いですが画面サイズが1.83インチと大きくなっています。画面サイズが大きい方が好みという人はRedmi Watch 3 Activeがおすすめです。しかし1点気を付けたいのは輝度です。Redmi Watch 3は最大600nitに対してRedmi Watch 3 Activeは最大450nitと3/4程度です。日中の太陽光の下では画面が少し見づらいかもしれません。これが気になる人はRedmi Watch 3がおすすめです。
Redmi Watch 3 | Redmi Watch 3 Active | |
サイズ | 42.58×36.56×9.99mm | 46.94×38.88×10.94 mm |
重量 | 37 g | 42 g |
ディスプレイ | 1.75インチ AMOLED 解像度:390×450 ピクセル 輝度:最大600nit | 1.83 インチ LCD ディスプレイ 解像度:240 × 280 ピクセル 輝度:最大450 nit |
バッテリーと防水性能は優秀
センサーについて、これは2機種の大きな違いの1つです。Redmi Watch 3は、GPS・ジャイロセンサー・コンパスセンサーといった、ランニングやサイクリングをサポートできるセンサーが搭載されています。一方のRedmi Watch 3 Activeにはこれらのセンサーは搭載されていません。以上から、ランニングやサイクリングを日常的に行う人で、その記録をスマートウォッチで残したいという人にはRedmi Watch 3がおすすめです。
Redmi Watch 3 | Redmi Watch 3 Active | |
GPS | BeiDou/GPS/GLONASS/Galileo/QZSS | × |
加速度センサー | ◯ | ◯ |
ジャイロセンサー | ◯ | × |
コンパスセンサー | ◯ | × |
心拍センサー | ◯ | 〇 |
バッテリーについて、これは2機種とも非常に優秀です。通常モードの使用で最大12日間、ヘビーユースの使用で最大一週間程度がメーカーHPでの情報です。最近のスマートウォッチはバッテリー寿命が長いものが好まれているようですが、2機種とも他メーカーと比べても遜色ない長寿命となっています。
防水性能について、これは2機種とも5ATMの防水性能です。これは、水深50mに相当する圧力に対応し、具体的には、水しぶき、雨、雪、シャワー、スイミングに耐えられるレベルです。一方でシュノーケルのようなハードな環境へは対応できません。
ソフト機能を比較
まとめ
- クイック返信はRedmi Watch 3のみ。
- 緊急時連絡はRedmi Watch 3のみ。
- Amazon AlexaはRedmi Watch 3のみ。
通話やLine返信はできる?
通知と返事について、Redmi Watch 3もRedmi Watch 3 Activeも着信の通知・メッセージの通知・アプリの通知をスマートウォッチで受けることができます。通知が来たら手元のスマートウォッチを見れば通知の大まかな内容は確認できます。また、2機種ともBluetoothイヤホンを繋ぐことで通話をすることもできます。
Redmi Watch 3でのみ、クイック返信ができます。これはメッセージや通話の通知を受けたときにスマートウォッチが返事の定型文を提案します。ユーザーはこれは選ぶことでクイックに返信することができる機能です。この機能はRedmi Watch 3のみの機能です。クイック返信したい方はRedmi Watch 3がおすすめです。
Redmi Watch 3 | Redmi Watch 3 Active | |
着信通知 | ◯ | ◯ |
クイック返信 | ◯ | × |
アプリの通知 | ◯ | ◯ |
メッセージ通知 | ◯ | ◯ |
通話 | ◯ | ◯ |
緊急時連絡について、これはRedmi Watch 3のみの機能です。緊急時にサイドボタンを3回タップすると、緊急連絡先に素早く電話をかけることができます。緊急時以外にもよく電話を掛ける相手がいる場合にも便利かもしれません。この機能が欲しい人はRedmi Watch 3がおすすめです。
Amazon Alexaについて、これはRedmi Watch 3のみの機能です。Amazon Alexaに対応するスマートウォッチは少ないのでとても貴重です。自宅がスマートホームになっている方は、スマートウォッチを使って屋外から家電を操作したり、自宅の中でもスマートスピーカーが無いところでも手元のウォッチで家電を操作することができます。
血圧測定・睡眠測定は可能?
健康モニタリングについて、2機種とも心拍数モニタリング・睡眠モニタリング・血中酸素測定が可能です。これは他社のスマートウォッチでも標準的に搭載されている機能です。
一方でストレスモニタリング・女性健康トラッキングはRedmi Watch 3のみの機能です。さらに詳細な健康管理をしたい人は、Redmi Watch 3がおすすめです。
Redmi Watch 3 | Redmi Watch 3 Active | |
心拍数モニタリング | ◯ | ◯ |
睡眠モニタリング | ◯ | ◯ |
血中酸素測定 | ◯ | ◯ |
ストレスモニタリング | ◯ | × |
女性健康トラッキング | ◯ | × |
まとめ
Xiaomiから新たに発売されたRedmi Watch 3 Activeですが、どう変わったのか?Redmi Watch 3と比較してみました。
本ブログでは、スマートウォッチの分析・解説を行っています。
最後に、本記事で比較したすべての機能の比較表は↓のとおりです。
Redmi Watch 3 | Redmi Watch 3 Active | |
参考価格 | ¥16,000 | \5,490 |
色 | 黒・白 | 黒・グレー |
サイズ | 42.58×36.56×9.99mm | 46.94×38.88×10.94 mm |
重量 | 37 g | 42 g |
ディスプレイ | 1.75インチ AMOLED 解像度:390×450 ピクセル 輝度:最大600nit | 1.83 インチ LCD ディスプレイ 解像度:240 × 280 ピクセル 輝度:最大450 nit |
対応OS | Android6.0以上 iOS12.0以上 | Android6.0以上 iOS12.0以上 |
GPS | BeiDou/GPS/GLONASS/Galileo/QZSS | × |
加速度センサー | ◯ | ◯ |
ジャイロセンサー | ◯ | × |
コンパスセンサー | ◯ | × |
心拍センサー | ◯ | 〇 |
Bluetooth接続 | ◯ | 〇 |
連続使用日数 | 通常モード:最大12日間 ヘビーユース:最大7日間 | 通常モード:最大12日間 ヘビーユース:最大8日間 |
防水 | 5ATM | 5ATM |
エクササイズ | 120種類 | 100種類 |
着信通知 | ◯ | ◯ |
クイック返信 | ◯ | × |
アプリの通知 | ◯ | ◯ |
メッセージ通知 | ◯ | ◯ |
通話 | ◯ | ◯ |
緊急時連絡 | ◯ | × |
Alexa音声アシスタント | ◯ | × |
心拍数モニタリング | ◯ | ◯ |
睡眠モニタリング | ◯ | ◯ |
血中酸素測定 | ◯ | ◯ |
ストレスモニタリング | ◯ | × |
女性健康トラッキング | ◯ | × |