Fitbitが提供する健康指標”健康メトリックス”が無料で体験できるようになりました。Fitbit歴3年の著者が健康メトリックスでは何ができるのか?を徹底解説します。
結論 健康メトリックスで見れる指数
- 呼吸数
- 心拍変動
- 皮膚温
- 血中酸素変動量
- 安静時心拍数
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健康メトリックスとは?
Fitbitのスマホアプリがアップデートされて、ダッシュボードに見慣れないアイコンが追加されたことに気づいた人は多いのではないでしょうか?
Fitbitスマホアプリの「健康メトリックス」では、今まではPremium会員だけ知ることができていた、目に見えないあなたの健康指標を一般ユーザーでも無料で見れるようになりました。
「健康メトリックス」で見れる指数
・呼吸数
・心拍変動
・皮膚温
・血中酸素変動量
・安静時心拍数
「健康メトリックス」ではこれら健康指標が過去1週間分振り返って見れます。
過去1年の健康指標を見たい(もっと長期で自分の体調変化を知りたい)という健康について貪欲な方は、Premium会員になる必要があります。
Premium会員が見れる健康指標についてはコチラ↓で詳しく解説しています。良ければ合わせてお読みください。本記事で紹介する「健康メトリックス」よりも更に詳しい分析結果が見れます。
呼吸数
呼吸数(BR:Breath Rate)では、あなたの睡眠時1分あたりの呼吸回数をモニタリングしてくれます。BRは一般的には12から20が平均のようです。
下の画像は私のBR記録です。私はちょい低めですね。
この数字が平均より大きいと、不安や他の病気の原因が疑われます。逆に平均より低いと、睡眠障害が疑われます。
平均呼吸数は人それぞれなので、この数字に一喜一憂するよりは、過去1週間の推移を見て急激に変わったら体調が変わったのかな?と考えましょう。
(例:昨日までは横ばいだったのに、今日は急に上がったor下がった)
参考サイト:ガーミン
心拍変動
心拍変動(HRV:Heart Rate Variability)とは、心拍と心拍の間の時間の変化です。もし心拍数が1分あたり60拍でも、心臓が必ず1秒に1回動いているとは限りません。
HRVとはざっくり言うと自律神経の調整を表す指標です。自律神経には交感神経と副交感神経があります。
交感神経が優位の場合、心拍数や血圧が上がり活発に活動することができます。逆に副交感神経が優位な場合、心拍数や血圧が下がりリラックスして休息できます。交感神経と副交感神経のどちらが良い!というわけではありません。大切なのはバランスです。
交感神経が強い(HRVが平均値よりも低い)と、からだ・精神がストレスを感じている状態であると考えられ、アクティブリカバリーや休息に当てると良いとされます。副交感神経が強過ぎる(HRVが平均値よりも高い)と、からだ・精神がストレスからの回復のため深い休息を取るモードに入っていると考えられます。
こちらも平均HRVは人それぞれですので、呼吸数と同じように急激にグラフが上がったり下がったりしていないかを注意しましょう。
参考URL:カミハギサイクル
皮膚温
寝ている間の手首の皮膚の温度の変化量を示しています。0のラインは寝ている時の平均の体温です。
人は夜寝ると体温が下がります。体温を下げることで、昼間に酷使した脳が オーバーヒートしないように、脳の疲労を回復させるためです。
ノンレム睡眠(深い睡眠)や、とくに眠りが深い「徐波睡眠」では、体温の低下が大きくなります。つまり、グラフの棒が下に伸びていれば「よく寝れた」と考えましょう。
参考URL:テルモ体温研究所
血中酸素変動量
血中酸素変動量とは「血液中に含まれる酸素の変動の割合」です。
平均値は人それぞれです。呼吸数と同じように急激にグラフが上がったり下がったりしていないかを注意しましょう。
参考URL:国分寺さくらクリニック
血中酸素の文字盤を知りたい↓
安静時心拍数
安静時心拍数とは、その名の通り安静しているときの心拍数です。
男性は60~70程度、女性は65~75程度が標準だそうです。私はちょっと少ない傾向にあることが分かります。
安静時心拍数が高いと血管や心臓の病気のリスクが高まるそうです。安静時心拍数は平均の範囲内でなるべく低い方が良いですね。
まとめ
Fitbitが提供する健康指標”健康メトリックス”が無料で体験できるようになりました。Fitbit歴3年の著者が健康メトリックスでは何ができるのか?を徹底解説します。
結論 健康メトリックスで見れる指数
- 呼吸数
- 心拍変動
- 皮膚温
- 血中酸素変動量
- 安静時心拍数
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