アウトドアや非常時の電源として便利なポータブル電源が、Ankerより販売されています。スペックや用途に合わせて様々なラインナップがあり、どれを選べばよいか困っている人も多いでしょう。
そこで本記事では、Ankerで特に人気のおすすめ3モデルを徹底比較します。
容量・サイズ・重量
PowerHouse 256Wh | PowerHouse 512Wh | PowerHouse 1229Wh | |
バッテリー容量 | 80,000mAh/256Wh | 160,000mAh/512Wh | 384,000mAh/1,229Wh |
満充電時間 | 2.5時間 | 3.4時間 | 1.5時間 |
サイクル寿命 | 3000回以上 | 3000回以上 | 3000回以上 |
残量表示 | 数値+時間表示 | 数値+時間表示 | 数値+時間表示 |
重さ | 3.7kg | 7.6kg | 19.9kg |
サイズ | 216 * 211 * 144 mm | 292 * 251 * 188mm | 463 * 288 * 237mm |
Ankerのポータル電源は、名前(PowerHouse ◯◯◯Wh)にバッテリー容量が記されています。
- PowerHouse 256Wh = 256Wh
- PowerHouse 512Wh = 512Wh
- PowerHouse 1229Wh = 1,229Wh
当然ながら、この数字が大きい方がバッテリー容量も大きくなります。バッテリー容量が大きくなればなるほど、値段は高くなり、大きさと重量は大きくなります。特に一番大きいPowerHouse 1229Whは重量が19.9kgもあるので、女性が一人で運ぶのは難しいでしょう。運びやすさなら、他の2モデルがおすすめです。
3モデルのバッテリー容量を充電回数や家電の稼働時間で示したのが下の表になります。少人数で緊急用ならPowerHouse 256Whで十分です。一方で大人数で長時間使う場合はPowerHouse 1229Whがおすすめです。
PowerHouse 256Wh | PowerHouse 512Wh | PowerHouse 1229Wh | |
バッテリー容量 | 80,000mAh/256Wh | 160,000mAh/512Wh | 384,000mAh/1,229Wh |
iPhone 13 | 17回 | 33回 | 79回 |
ノートPC | 4回 | 8回 | 20回 |
テレビ | 2.2時間 | 4.4時間 | 9.2時間 |
小型冷蔵庫 | 5.5時間 | 11時間 | 18.4時間 |
扇風機 | 6.1時間 | 12.4時間 | 20.8時間 |
小型炊飯器 | 1.1時間 | 2.3時間 | 5.3時間 |
電気毛布 | 4.1時間 | 8.2時間 | 14.5時間 |
Ankerは、寿命の長さと安全性の高さが特徴のリン酸鉄リチウムイオン電池の中でも高品質な電池を厳選し、業界一般に比べて約6倍の長寿命を実現しました。 (最大容量が80%まで低下するまでの充放電サイクルが3,000回以上のバッテリーセルを搭載)。一般的なポータブル電源に比べてバッテリーがへたりにくいので、使用回数を気にしなくて良いという特徴があります。
充電時間はモデルによって異なりますが、1.5~3.4時間と比較的短いのでこの差はあまり気にならないでしょう。サイクル寿命(何回充電できるか)は、どのモデルも3,000回以上と十分すぎる回数です。また全モデルでバッテリー残量を数値と時間で表示してくれます。
まとめ
- 名前(PowerHouse ◯◯◯Wh)の数字が大きいほど、バッテリー容量は大きい。
- バッテリー容量が大きいほど、大きさと重量が増えるので注意。特にPowerHouse 1229Whは19.9kgとかなり重い。
- 大人数で長時間使いたいなら一番大きいモデルがおすすめ。少人数で緊急用なら他2モデルがおすすめ
出力スペック
PowerHouse 256Wh | PowerHouse 512Wh | PowerHouse 1229Wh | |
出力ポート数 | 6 | 9 | 13 |
USB-Aポート数 | 2 | 3 | 4 |
USB-Cポート数 | 1 | 1 | 2 |
シガーソケット数 | 1 | 1 | 1 |
AC電源数 | 2 | 4 | 6 |
定格出力 | 200W | 500W | 1,500W |
USB-A出力 | 18W | 36W | 48W |
USB-C出力 | 60W | 60W | 100W |
Ankerのポータル電源はバッテリー容量が大きいほど、ポート数も多くなっています。特にUSB-Aは使用用途が多いので、ここが多い方が安心です。しかし一方で、AC電源からUSBに変換するアダプターがあれば(出力は落ちますが)USBポートを増やすこともできます。
また出力のW(ワット)数も、バッテリー容量が大きいほど大きくなります。前述のような変換アダプターを使った場合、ポート1つあたりの出力が小さくなってしまうので注意が必要です。「大人数で使った時に充電が遅くなるのは嫌だ」という人は一つ大きいモデルを選ぶことをおすすめします。
まとめ
- バッテリー容量が大きいほど、ポート数も給電能力も高くなる。
- 小さいモデルでも、変換アダプターを使えばポート数を増やせる。
- 小さいモデルだと大人数で使った時に給電能力が落ちるので、心配な人は大きいモデルがおすすめ。
便利機能
PowerHouse 256Wh | PowerHouse 512Wh | PowerHouse 1229Wh | |
無停電電源 | ◯ | ◯ | ◯ |
ライト搭載 | ◯ | ◯ | ◯ |
ソーラーパネルからの充電 | ◯ | ◯ | ◯ |
パススルー充電 | ◯ | ◯ | ◯ |
省電力モード | ◯ | ◯ | × |
全モデルで共通するのが「無停電電源」「ライト搭載」「ソーラーパネルからの充電」「パススルー充電」です。それぞれの機能を紹介します。
ライト搭載…
柔らかな暖色で辺りを照らすランタンやSOS用フラッシュとして使用可能なLEDライトを本体正面に搭載しており、ACポートを使用することなく、ボタン1つですぐにライトを利用できます。万が一の場合も十分な電力と灯りを提供します。
ソーラーパネルからの充電…
電源が無い環境でも、別売りのソーラーパネルから本体を充電できます。「Anker 625 Solar Panel (100W)」に対応しており、1枚からの充電はもちろん最大3枚からの並列充電も可能です。3枚同時(※)であれば晴天時200~270Wで給電可能です。(※同梱しているソーラー充電ケーブルをご利用ください。)
パススルー充電、無停電電源…
充電しながら、別の接続機器へも同時に充電をする「パススルー充電」に対応しています。バッテリーを介さず直接家電製品に給電し、リチウムイオン電池の劣化を抑える仕組みを採用しています 。ご家庭のコンセントと家電の間に本製品を接続するだけで、毎日家電を繋ぎっぱなしでもバッテリー劣化を気にせず、家庭内での簡易的な無停電電源装置 (UPS) としてご利用いただけます。
省電力モード…
PowerHouse 256Wh/512Whには、省電力モードが備わっています。他のモデルでは、いずれかのポートの出力スイッチがオンの場合、機器が接続されていない状態でも待機時消費電力によりバッテリーが消費されます。PowerHouse 256Wh/512Whは省電力モードを搭載しており、待機時消費電力が続く場合は自動的に出力がオフになり、不要なバッテリー消費を未然に防ぎます。
まとめ
アウトドアや非常時の電源として便利なポータブル電源が、Ankerより販売されています。スペックや用途に合わせて様々なラインナップがあり、どれを選べばよいか困っている人も多いでしょう。
そこで本記事では、Ankerで特に人気のおすすめ3モデルを徹底比較しました。
PowerHouse 256Wh | PowerHouse 512Wh | PowerHouse 1229Wh | |
バッテリー容量 | 80,000mAh/256Wh | 160,000mAh/512Wh | 384,000mAh/1,229Wh |
満充電時間 | 2.5時間 | 3.4時間 | 1.5時間 |
サイクル寿命 | 3000回以上 | 3000回以上 | 3000回以上 |
残量表示 | 数値+時間表示 | 数値+時間表示 | 数値+時間表示 |
重さ | 3.7kg | 7.6kg | 19.9kg |
サイズ | 216 * 211 * 144 mm | 292 * 251 * 188mm | 463 * 288 * 237mm |
出力ポート数 | 6 | 9 | 13 |
USB-Aポート数 | 2 | 3 | 4 |
USB-Cポート数 | 1 | 1 | 2 |
シガーソケット数 | 1 | 1 | 1 |
AC電源数 | 2 | 4 | 6 |
定格出力 | 200W | 500W | 1,500W |
USB-A出力 | 18W | 36W | 48W |
USB-C出力 | 60W | 60W | 100W |
無停電電源 | ◯ | ◯ | ◯ |
ライト搭載 | ◯ | ◯ | ◯ |
ソーラーパネルからの充電 | ◯ | ◯ | ◯ |
パススルー充電 | ◯ | ◯ | ◯ |
省電力モード | ◯ | ◯ | × |