本記事で得られる教訓・メリット
・真に健康な食事が分かる
・白い炭水化物のリスクが分かる。
あなたが毎日欠かさず食べてる”白米”は「糖尿病」「動脈硬化」「脳卒中」のリスク上げる食材です。本記事ではそんなショッキングな情報がかかれた書籍「世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事」を私の経験も交えて解説します。私の説明だけでは説明しきれないほど良い本なので、ぜひ本書を手にとってみてください。
白い炭水化物と茶色い炭水化物
以前、健康になりたいのであれば「白い炭水化物をやめて、茶色い炭水化物にしよう」という記事を書きました。記事はコチラ→https://www.eezoublog.com/reading-impressions/521/#toc4
- 白い炭水化物とは…白米、小麦パン、うどん、小麦パスタ
- 茶色い炭水化物とは…玄米、全粒粉パン、ライ麦パン、全粒粉パスタ
を指します。
それでは、「白い炭水化物」と「茶色い炭水化物」の違いは何でしょうか?
それは精製の度合いです。米では精米と呼びます。
米も麦も、収穫された直後は周りに”ぬか”や”表皮”という茶色いものがついています。
このままだと、ふっくらとした食感にならず、味に雑味も残ってしまうので、削り落とします。
そうして中心付近だけを残したものが、白米や小麦など「白い炭水化物」です。
逆に、削らずにある程度残したものが「茶色い炭水化物」です。
実はこの白い中心部分は糖質です。
一方で茶色い周りの部分は、食物繊維やビタミンなどの栄養素が豊富に含まれています。
白米は砂糖!?
つまり、下のように言い換えることができます。
- 白い炭水化物=糖質
- 茶色い炭水化物=糖質+豊富な栄養
毎日、白いホカホカのお米を食べている人は、お茶碗いっぱいの角砂糖をボリボリ食べているのと同じです。白米は砂糖のように甘くないので信じられないとおもいますが、これが事実なのです。ショッキングな真実です。
白米を食べる恐ろしさ
白米=砂糖なので白米を食べると血糖値が一気に上昇します。
- 血糖値が上がると…
- 糖尿病
- 動脈硬化
- 脳卒中
といた病気のリスクが上がることは有名です。
つまり、みなさんが毎日「おいしい、おいしい」と白米を食べることは、これらの病気に喜んで近づいていることと同じなのです。
白米を減らせば健康になる?
じゃあ、米やパンを減らせばよいのか?というと残念、それも正しくはありません。
1日たとえ1杯(160g)でも白米を食べると糖尿病のリスクは上がることが分かっています。下の図のように、白米の摂取量と、糖尿病のリスクは比例のような関係になっています。食べれば食べるほどリスクは上がります。食べる量を減らせばリスクは減りますが、下の図を見ると、1日にお茶碗1杯(160g)以下にならないと、十分リスクが低いと言えるレベルには到達しません。
1日にお茶碗1杯しか、白米が食べられない生活にあなたは耐えられますか?私には耐えられません。
しかしみなさん朗報です。白米ではなく”玄米”を食べると、逆に健康になります。
血糖値は、上がるどころか下がることが明らかになっています。
脳卒中や動脈硬化も、玄米を食べない人より、食べる人のほうが発症リスクが低いことも分かっています。
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量を制限せず、白米を玄米に変えよう
生活に米が完全に根ざした日本人が米を断つのは、ほぼ不可能です。無理に米の量を減らそうとすると、ストレスやリバウンドといった悪影響が出てしまいます。今まで当たり前のように存在していたので、日本人は無意識に米に依存しています。
そのため著者は「白米を量はそのまま玄米に置き換える」ことを提案しています。そうすることで、無理をしないで、病気のリスクを下げることができます。
まとめ
- 白米を食べる=砂糖を食べる
- 白米を食べると、糖尿病などの大きな病気のリスクが上がる。
- 玄米を食べると、逆に病気のリスクが下がる。
最後に
著者の津川さんは、食事の白米を玄米に置き換えることを提案していますが、現実問題そんな簡単に置き換えられはしないと私は思います。
やっぱり白米はふっくらしておいしいし、茶色くてふっくらしていない米を食べて「あぁお米はおいしいなぁ」と思えるでしょうか?私はできません。
一人暮らしでないなら家族の了解を得る必要もあります。そうなると、実現するのはかなりハードルが高いと思います。
そのため私は「コンビニのサンドイッチや、スーパーで食パンを買う時なるべく全粒粉やライ麦を使ったものにする」ことを心がけています。
人生何事もバランスです。いきなり食生活を大きく変えると、それがストレスになってしまいます。少しずつでよいので、良いことを生活の一部に取り入れてみてはいかがでしょう。
本記事以外にも、食生活から健康になる情報が満載です。本書が気になった方、ぜひ手にとってみてください。
本記事は本書のごく一部を、私の経験も含めて解説しています。詳しく知りたい方はぜひこちら↓をクリックしてみてください。