本記事を読むことで得られるメリット・教訓
・世界的名著を大まかに理解できる
・あなたは望んで不幸な性格を選んでいる
・あなたは性格を自分で選べる
質問
・あなたは、自分の性格を気に入っていますか?
・性格を変えたいと思ったことはありますか?
「わけがわからん」「スピリチュアルなこと言ってるぞ」「なんだか胡散臭いなぁ」と思われるかもしれません。が、ちょっと待ってください!本書では幸せになるための方法が理論的にまとめられています。ご安心ください。
あなたは望んで不幸な性格を選んでいる
本書では、人が性格を変えたいと願っていても、変えられないのは古い車を買い替えられないのと同じと例えています。
- ガタがきても乗り慣れている
- 新しいクルマに乗るには、面倒な手続きもいる
- 乗り心地が合わないリスクもある
という理由で、新しい車に買い替えることを躊躇(ちゅうちょ)している人は多いのではないでしょうか?乗り慣れた車を手放すのは勇気がいるし、新しい車を気に入るとは限りません。でも、いつまでも古い車のままでは、新しい機能や、燃費の良い車に巡り合うこともできません。
性格も同じです。例えば「悲観的な性格を直したい」「楽観的になりたい」と悩んでいる人がいたとしましょう。しかし本人さえ気づかないような心の奥底ではこう考えているのかもしれません。
悲観的な性格は
不便だが自分に馴染んでいる。
楽観的な性格に
変えるのは勇気がいる。
もし変えられても人生うまくいかないかも。
この人にとって「悲観的な性格=なんやかんや乗り慣れた車」であるため変えられないのです。正確には「本気で変えようと思っていない」のかもしれません。
つまり「望んで不幸な性格を選んでいる」んです。
あなたの性格は自分で選べる
ではどうしたら自分自身の気に入らない性格を変えられるのでしょうか?
「あなたの性格」を「あなたの持っている世界観」と言い換えてみましょう。
「性格」という言葉からは
・生まれつきのもの
・すぐには変えられないもの
というイメージが浮かびます。
「世界観」という言葉からは
・後天的に選んだもの
・考え方が変われば、変わる
というイメージが浮かびます。
「悲観的な性格」は変えられそうにありませんが、「悲観的な世界観」だったら変えられそうじゃないですか?
前回の記事で「朝寝坊した」という例を出しました。
このとき「なんてことをしてしまったんだ…」「自分は愚かな人間だ…」と”悲観的な世界観を持つあなた”が落ち込みそうになったら、”楽観的な世界観をもつあなた”を演じてみましょう。そうすれば「あとで、笑い話にしよう」「大事な日じゃなくてよかったぁ」考えることができますよね。
「世界観」という言葉がしっくりこないなら、「生き方」と言い換えてもいいでしょう。「悲観的な性格」を「悲観的な生き方をしている」と言い換えるのです。そうすると、なんだかそんな生き方を選んでいる自分が馬鹿馬鹿しく思えてきませんか?
こうやって、はじめは自分をだましてみるところから始めてみましょう。だまし続けるうちに「こっちの世界観(生き方)の方が心地よいぞ?」と思い始めるでしょう。
まとめ
・自分の性格に不満を持っている人は、不満な「性格」を「世界観」「生き方」と言い換えてみましょう。
・不満な性格が出そうになったら、理想の「世界観」「生き方」を持つ自分を演じて、自分自身をだましてみましょう。
最後に
本記事は本書のごく一部を、私の経験も含めて解説しています。詳しく知りたい方はぜひこちら↓をクリックしてみてください。
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